釣り、イルカウォッチング、観光の拠点に天草ゲストハウスCHELSEAにお泊りください。

今だから話そう!田舎のコロナ事情。コロナ感染より怖いものは・・・

オーナーの部屋

今までほとんどコロナの感染者が出てなかった天草も徐々に増えつつあります。
コロナも怖いですが田舎で怖いのは人の目・・・都会でも誹謗中傷があり問題になってますが田舎ではちょっと違う恐怖感が・・・。
今だから話せますが、まだ天草に感染者が出てないときに39度以上の発熱でPCR検査を受けた私の体験を話します。(;^_^A

コロナ禍の天草

2020年1月。完全マスク生活のスタート。
このときはまだ1年後にこんな世界になってるなんて想像もしてませんでした。
まだ情報の少ない中、今でこそ外出の時はみんなマスクをしてますが、当時はマスクをしてない人もたくさん。
「九州では感染者でてないでしょ?」とマスクをつける気がない人もいました。

天草は高齢者がたくさんいます。
私の両親も高齢で基礎疾患もあります。
インフルエンザでさえ怖いのに得体の知れないコロナに感染したら・・・と思うとすごく怖かったのを思い出します。
当時はイルカウォッチングのスタッフとして働いてたので天草島外からのお客さんがコロナを天草に持ち込まないか?そこで感染して家に持ち込んだら大変だ・・・と考えてました。


イルカウォッチングだけでなく、我が家もゲストハウスを経営してるので客商売。
家でもお客さんがいるときは緊張の連続です。((+_+))

感染拡大防止対策

マスク、手指の消毒、船の消毒、目から感染しないようにメガネetc
キープディスタンスにパーテンション。
とても神経を使って対策してましたが、同じ観光業者の中でも意識の低い人は全然対策なし。
マスクもしない。距離も気にしない。
対策をしてるこっちに対して「大袈裟にして・・・そこまでしなくても・・・」みたいな温度差にストレスの溜まる毎日。

お客さんの中にもしっかり対策をされる人、まったく気にしない人、様々です。
・若者が集団でやってきて「マスクしなきゃダメですか?」
(すみません、他のお客様もいらっしゃるので・・・)
・家族できて「うちの子はマスク嫌がるんですよ!!」
(アレルギーとか皮膚疾患でマスクが着けれないんですか?え?ただ嫌がるだけ?)
・体温測定で38度以上「ダメですか?楽しみに来たんですけど?」
(お気持ちはわかるんですがこんな時期ですので・・・貸切乗船ならまだ何とか・・・)

ヘトヘトです。(;´Д`)

観光業への冷ややかな目

地元の方々の観光業への目も冷ややかです。
気持ちはわかります。よそから人が来なければ感染の心配も減りますもんね。
お客さんが激減して観光業は存続の危機。でも他の方は知ったことじゃありませんって感じ。


ある業者さんがお客さんを増やそうとホームページにプランを出しました。
それを見たどこかの誰かが猛クレームを入れたそうです。
「こんな時期に天草市外の人間を呼び込むような真似して!!!」

観光業者は地元の人たちの冷ややかな目にさらされ、お客さんを呼ぶ行為すら許されないのか?
気持ちはわかる・・・・わかるけどこちらも生活がかかってるし・・・(´;ω;`)
もちろん全部がそういう人ばかりではないです。応援してくれる人もいます。
それでも精神的ダメージは大きいです。

夏前に感染者の数が一時減ってきたとき、ある企画を考えてました。
もう少しで実行に移そうかってとき、また感染者が増えてきて断念しました。

ちょうどこのとき、ゲストハウスの転居を決めました。
そのときの話はこちらへ
コロナ禍のゲストハウス
一大決心です(;^_^A

発熱、そしてPCR検査

話はちょっとだけさかのぼって5月。
実は39度以上の熱が出たことがありました。
(まさかコロナ?でもあれだけ対策してたのに…でもテレビでも対策してた人がコロナに感染したって言ってたし…どうしよう( ノД`))

そのころはまだ天草は感染者ゼロ。
第一号なんて嫌だ・・・
ゲストハウスが範馬刃牙の家みたいになったらどうしよう(;゚Д゚)
そういう恐怖もなかったといえば嘘になります。

『グラップラー刃牙』9巻74話「範馬刃牙、13歳!!」

そのときの熱の推移をずっとメモしてました。
5月17日に発熱。翌日には39度越え。
3日目に受診しました。
5月に39度以上の熱なんて出したことはなくて本当にコロナかもと思ってました。

まず保健所に電話するように書いてあったので電話しました。
「行きつけの病院に電話して下さい。」

行きつけの病院に電話。
「対応できないので保健所に電話して下さい。」

保健所に電話。
「病院探してまた連絡します。」

熱でフラフラで早く診断してほしいときにワンクッション余計な気がしますが・・・
保健所も病院も大変なのかな?と思い待機。
やっと見つかった病院が栖本の病院。
(天草中央病院か医療センターと思ってましたが栖本か…ちょっと遠いな…)

かみさんに連れて行ってもらって駐車場で待機。
準備ができたと行った先は病院の中ではなく、外の物置小屋的な建物。
そこが検査用に隔離されたスペースになってました。

初のPCR検査。といってもインフルエンザの検査とやることは同じ。

その後、問診を受けて結果は次の日ということで解熱剤もらって帰りました。

陰性・・・だけど?

次の日に結果がでました。
「陰性」
考えてみたらあれだけの対策してて感染はないだろうと今でこそ思いますが、当時は気が気ではなかったです。

やった・・・コロナじゃなかった・・・

で・・・・・・
じゃあ、この熱の原因は何???

その後、病院からは何の指示もなし。
コロナじゃなかったら安心?
いやいやいやいや、何でもいいからこの苦しいの治したいんだけど。

結局、熱上がる→解熱剤→熱上がる→解熱剤・・・・
熱が下がったのは受診の5日後・・・
存分に苦しみました。(ノД`)・゜・。

コロナ禍じゃなかったらこんな苦しまなかったんでしょうね。
躊躇せず次の日には病院に行っただろうし、普通に受診して原因聞いて、薬もらって帰って、もっと早く熱も下がったかもしれない。
コロナかどうかがクローズアップされ過ぎて、普通の診療が受けられないなんて。

と当時は憤ってました。(;^ω^)
でもコロナじゃなくてよかったとホッとしました。

緊急事態宣言

最近、最初の頃のような緊張感がなくなってきたんじゃないかとテレビで言ってます。
そうかもしれません。

自分のことを考えても、最初の頃は犬の散歩でも、人とすれ違う時は息止めてました。
今では息止めてません(;^_^A

緊急事態宣言が発出され、熊本も独自に緊急事態宣言。
増えつつある天草の感染者。

もう一度、気を引き締めて対処しないといけませんね。
早く収束してくれないと・・・・・。(/ω\)

がんばれニッポン!がんばれ世界!がんばれ天草ゲストハウスCHELSEA!!

落ち着いたら天草へお越し下さい。m(__)m

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